羅州コムタン通り
南道の肉類文化で最もポピュラーなのが“羅州コムタン”です。かまどで牛骨、牛肉、内臓などを長時間煮込んで作ったスープに、ふっくら艶のある美味しいごはんを入れて味わう羅州コムタンは、誰もが認める栄養満点のグルメです。
羅州コムタンが有名な理由
羅州コムタンは、牛骨のみを使う他域のスープとは異なり、牛骨にトモバラとすね肉を加えてスープを煮込むため、さっぱりとした味わいに仕上がっています。また、大根、ネギ、ニンニクで肉の臭みを消し、ビタミンや無機質も豊富に含まれています。冷めたご飯に何度も熱いスープをかけて温めた後、カシラやトモバラがたっぷり入ったスープに錦糸卵とネギを盛り付けて、ボリューム満点のさっぱりした味に仕上げます。
コムタンに、美味しく漬かったキムチとカクトゥギを添えて食べると、どんなご馳走にも引けを取らない見事な味の誕生です。好みに合わせて、カクトゥギの汁で味付けしても良し、焼酎と一緒に酒の肴として食べても良し、の万能スープです。
現在、羅州踏査1番地である錦城館周辺に羅州コムタン通りがあります。ハヤンチプ、ノアンコムタン、南平ハルメコムタン、第一コムタンなど伝統あるお店がたくさん並んでいます。