特別な趣が漂う羅州の名所との出会い。
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村中央に位置する洪起昌(ホン・ギチャン)家屋は、1986年2月7日に全羅南道民俗資料第9号に指定された。この家屋は、アンチェ(母屋)の上樑文(上棟を祝う文)に“歳在戊午年九月’と記されていることから、建築年代は1918年と推定される。
アンチェは、比較的規模が大きく、必要な生活空間が確保してあり、各部屋の前には縁側を設けて、外部との行き来が便利になるように造られている。本来は、アンチェ、サランチェ(男性用の居間)、ヘンナンチェ(門屋)があったが、現在はアンチェだけが残っている。アンチェは西向きの造りになっており、アンチェの前には中庭があり、その中庭の南側には、最近建てられたアレチェ(下屋)がある。
サランチェ跡からアンチェの裏まで塀で区切られており、当時の中門(中庭に通じる門)が、現在、表門として使われている。